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苗場山(栄村)2145m稜線には無数の池塘が点在しそこに群生するヒメホタルイが苗代に苗が伸びたように見えることから苗場山という名前に由来している。山頂部周辺には多くの高山植物ほか石造遺物が見られ神の田んぼともいえる高層湿原に水の恵み・収穫の豊穣を祈った信仰を語っている。 |
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毛無山(野沢温泉村)1650mこの山の歴史はスキーより古く幕末以前に遡る。ブナ林が山頂近くまで続く登山道、晴れた日には日本海とそこに浮かぶ佐渡島まで見える360度の展望と草原や樹林帯ではクマタカの飛翔も観察出来、気軽に登れる山として初心者にもお奨めだ。 |
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岩菅山(山ノ内町)2295m志賀高原の最奥、雑魚川と魚野川に囲まれ志賀高原の名峰として多くの登山者を向い入れている。高山植物が咲く残雪の初夏から紅葉シーズンまで楽しめる。山頂は板状節理の岩板が累々と堆積しているその昔、赤禿山(あかはげやま)と呼ばれたこともある。 |
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横手山(山ノ内町)2305m数ある志賀高原の山の中で2番目に標高が高い。しかしあまり登山者の対象にならないのは長野県群馬県の両方からサマーリフトで歩かずに山頂まで来てしまうからかもしれないが、やはり歩いて登るからこそ抜群の展望がよりいっそう楽しめる。 |
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根子岳(須坂市)2207m四阿山が日本百名山なら根子岳は花の百名山として、春から秋にかけて様々な花が山全体を彩る。牧場から白樺林ダケカンバ林などを通過し標高2000m地点で広い草原の風景を目の当たりにする。 |
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黒姫山(信濃町)2053m信濃町の北西部に聳えるコニーデ型二重式火山で山容が美しいため地元では信濃富士と呼ばれ、斑尾山、妙高山、戸隠山、飯綱山とともに北信五岳の一つに数えられている。全山ブナ、ミズナラなどの自然林に覆われコガラやキビタキなどの野鳥も多い。 |
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高妻山(長野市戸隠)2353m日本百名山の中でも屈指の酷山。戸隠山の北端にピラミタルで端正な山容を見せる高妻山は、戸隠連峰の最高峰の山だ。戸隠高原からも一不動の鞍部の上に、天にも突き刺すような三角推の高妻山が展望できる。 |
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戸隠山(長野市戸隠)1911m信越国境近くを南西から北東に走る火山性山地戸隠連峰のほぼ中央に聳える山が三角点のある主峰だが、北端の乙妻山から避難小屋のある一不動までを裏山、一不動から八方睨(はっぽうにらみ)までを表山、八方睨から一夜山までを西岳を総称して戸隠山と呼んでいる。 |
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飯綱山(飯綱・牟礼)1917mその穏やかな山容は高山の厳しさも少なく、山頂からの眺望も素晴らしいため地元小学校の集団登山を始め、全国の登山者にも人気がある。また全国に数多くある飯綱山は、修験や信仰の山として長野市の飯綱山が飯綱権現の本山にもなっている。 |
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斑尾山(飯山・豊田・信濃)1382m北信五岳の一峰だが、他の四山は2千メートル前後で並んでいるが、低い斑尾山は東に離れて鎮座している。広大な山麓と山腹を埋め尽くすブナやミズナラなどの潅木林は動植物が豊かで、特筆すべきはヒメギフチョウが棲息しており、春浅く暖かい日には、可憐に舞う姿を見かける。 |
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四阿山(上田市)2354m高山植物が多く展望の良さに加え、変化に富んだコースは魅力ある要素が詰まっている。日本百名山にして以来、ここを訪れる登山者が急激に増え、レンゲツツジが咲く初夏から草原の草黄葉が終わる中秋まで週末ともなれば、狭い山頂は行列が出来るほど賑わう。 |
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湯ノ丸山(東御市)2101m高山植物が多く展望の良さに加え、変化に富んだコースは魅力ある要素が詰まっている。日本百名山にして以来、ここを訪れる登山者が急激に増え、レンゲツツジが咲く初夏から草原の草黄葉が終わる中秋まで週末ともなれば、狭い山頂は行列が出来るほど賑わう。 |
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浅間連山日本を代表する活火山浅間山は、この黒斑山を始め、噴煙を上げている釜山、大きく立ちはだかる前掛山、寄生する小浅間山などを総称して呼んでいる。その中で黒斑山は浅間山の展望と登り易さから四季を通して登山者が多い。 |
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金峰山(川上村・甲府市)2599m古くは平安時代から信仰の山としての歴史がある。遠くからも奇峰五丈岩が稜線に立つのが見え、そこに蔵王権現が奉られている。山頂西側は岩場になっておりアルペン的雰囲気が味わえられる。また山頂からは東西に裾野を広げる均整のとれた富士山が展望できる。 |
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白馬乗鞍岳(小谷村)2437mもともと鐘状型火山で、東斜面中腹にある天狗原は溶岩台地を形成し、大池の北にあるピークは平坦な山頂の中央が噴火口のあとと思われるように少し窪んでいるのがわかる。ケルンのある山頂周辺は安山岩や角礫岩などの火山岩を埋めるようにハイマツ樹海が広がる。 |
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白馬岳(白馬村)2932m稜線は急峻に切れる長野県側と緩やかな富山県側を境に非対象山稜となっている白馬岳は高山植物の宝庫で、雪解けが始まる初夏から色とりどりの花が咲き誇る。盛夏を迎えると花と涼を求めて大雪渓は登山者の列で切れることがない。 |
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白馬鑓ヶ岳(白馬村)2903m冬は残雪が多く白馬尻への林道は雪に埋もれさらに左斜面からの雪崩が発生しやすくなっているため、林道途中から長走沢右岸の尾根に入る。夏は鑓温泉から白馬鑓ヶ岳への登山道があるはずだが3mを越す残雪で不明のため、ブナの巨木が林立する急登の尾根を登る。 |
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唐松岳(白馬村)2696m唐松岳登山口の八方尾根は植物相の垂直分布が逆転現象となっており、二千メートル以上に生えるハイマツが千メートルそこそこの兎平周辺で見られ、二千メートルを越えた下ノ樺辺りでは低山に咲くヤナギランやウツボグサなどが高山植物に混じって咲いている。 |
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五竜岳(大町市)2814m女性的な唐松岳とは対照的にゴツゴツした岩肌の男性的な五竜岳。その男性的な五竜岳を見るなら縦走路北に聳える唐松岳からが良いが、名前の由来になった武田菱は麓の白馬村からが、山頂直下に表れる雪形をはっきり望むことができる。 |
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鹿島槍ヶ岳(大町市)2889m鹿島槍ヶ岳は安曇野や周辺の里からも眺めが良くとても目立つ山で、後立山連峰の盟主としてその秀でた山容から人気も高い。一般的な登山コースは大谷原から大冷沢に沿って北アルプス三大急登の一つと言われている赤岩尾根を冷乗越、布引山経由の直登コースと柏原新道から爺ヶ岳経由、五竜岳から八峰キレット経由の縦走コース。 |
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常念岳(松本市・堀金)2857m常念山脈の主峰として麓の安曇平からの山容は北アルプスの中でも美しさは飛び抜けている。常念岳の名はこの山を開山した行者の名前から付けられたと言う説が一般的だが、四月になると山肌に黒い袈裟を纏った「常念和尚」の雪形が現れ、地元ではこの雪形を「常念坊」と呼び親しんでいる。 |
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乗鞍岳(松本市)3026m長野県と岐阜県の県境に跨る雄大なコニーデ型の成層火山群は最南端の主峰剣ヶ峰から北端の猫岳まで三千メートル級の高峰が約五キロにわたってずらりと並ぶ峰々を総称して乗鞍岳と呼ぶ。 |
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御岳山(開田・三岳・王滝)3063m気軽に登れそうな山だが、本来は修験者が登る厳しい霊山。野鳥・昆虫・植物の宝庫としても愛されている。地元住民にこよなく愛されており、頂上で見れる雲海は格別である。 |
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風越山(木曽町上松)1699m木曽馬の採草地だった青草茂る風越山も、時代の変遷により、かっての採草地は放置され、八合目付近の草地だけが当時の面影をとどめている。しかし雑木林に変わった今も植生は豊かで、春から秋にかけてたくさんの草花を見ることが出来る。薄紫色の小さな花をつけるコアジサイの群生は一見の価値がある。 |
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編笠山(富士見町・山梨)2524m溶岩が堆積している平坦な山頂で、南八ヶ岳の中で一級の展望地となっている。また編笠山は東に聳える修験道の山だった権現岳を奥の院とする前山だったことから、山中には観音平、延命水、金命水などと言った修験道に因む地名が多く残っているのも興味深い。 |
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東駒ヶ岳(長谷村)2967m深田久弥氏選定の日本百名山の1つで、日本アルプスで一番代表的なピラミッドと言われている。一番綺麗な頂上でもこの東駒ヶ岳が取り上げられており、一見の価値がある。 |
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塩見岳(大鹿村・長谷村)3047m南アルプスの1つであり、日本百名山の1つでもある。高山植物も多数群生しており自然を十分に楽しみながら歩くことが出来る。百名山ブームで小さな山小屋が混雑することもある。 |
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大川入山(浪合村・平谷村)1908m阿智村と平谷村境にある。恵那山のさらに南に聳える独立峰だが、ドーム状の大きな恵那山と比較されその存在が薄かった。しかし冶部坂峠周辺のリゾート開発により登山口までのアクセスが良くなったことから最近では中京、東海方面からの登山客が多く訪れるようになった。 |
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